「IT革命の展開、Net Debut!」インターネット世界にデビューも考える。HP作成!。

ホームページは誰でも作れる

HPはどうやって作るのでしょうか?難しそうな気がしているかも知れません。HPのデータはインターネット上のサーバーに置かれており、そのデータを読みに行くことが、HPを見るということだという説明はかつてしました。その時使う言語がHTMLという言語ですが、その言語の深い知識を持つ必要はありません。「エディター」と呼ばれる作成ソフトがあるのです。ワープロを使うのとほとんど同じ要領で画面を作っていくことが出来ます。専門家になろうというのではないのですから「編集する内容」が重要なのであって、言語を理解して完璧なるHTMLデータなど目指す必要はないのです。ワープロでも使い方に慣れるといろいろな機能を使ってきれいな画面が作れるようになります。この「HTMLエディター」でもそうです。Windous系ではIBMの「ホームページビルダー」が初心者に人気です。MAC系では「DREAM WEAVER」が人気ですがこれは少々複雑なプロレベルでも使うソフトです。でもまあ複雑な機能を使わなければ一通りのことはすぐ覚えるでしょう。

前回までの連載の中でインターネットというネットワークの特徴を伝えてきました。特徴をもう一度整理すると、「廉価な、個人レベルで使うことの出来るインタラクティブ性を持った画期的情報伝達手段」ということです。

パン屋のHPで何を伝えるのか?

ベーカリーショップのHPというとどうしても短絡的に繋がるのが「インターネットショップ」です。その考え方は今のところメインに考えない方がいいでしょう。売れません。売る方法はあるのですが、あなたが現在の店で知恵を出し、新商品を考え、常連のお客様にその商品の特徴を伝え、様々な努力を払って売っているのと同じくらいか、時間的にはそれ以上を消費する覚悟を持って努力する必要があります。インターネット上にショップを出せば何もせずに売れるようであればそんなに楽な話はありません。売るつもりならもう一つお店を作るくらいの覚悟で始めないと、「インターネットって全然効果ないよ」という結論が見えています。インターネットのHPで今やるべき事はそんなことではないのです。
パンの製造販売はパンの奥深さを知れば知るほど焼きたいパンと売れるパンのギャップに悩むことが多いかと思います。何もパンの製造販売業に限った話ではないのですが、生活者たちには多くの知識を持っているようで実は正確な知識はどんな世界でも伝わっていないのです。それは、いろいろなペーパーメディアにしろ、電波のメディアにしろ「販売部数を稼ぐ編集」あるいは「視聴率を稼ぐ構成」といった具合に自分のビジネスに合わせた内容で作っていくのですから致し方ないのです。でもインターネットのHPでは、あなたが本当に思っていることを伝えることが出来るのです。それも紙媒体のように「紙面の都合」もなく、電波媒体のように「時間の都合」もなく伝えることが出来るのです。21世紀のパン職人は「語る」べき時代になったのです。なぜなら「作ったもので勝負」したいのですが、前述のように歪んだ情報で生活者は動いています。だから現実に想いの深いパンと売れるパンのギャップが出来るのです。
あなたはプロのパン焼き人です。その思いや、本当の話を伝えてはどうでしょう。そんな本当の話をみんな聞いたことがないのです。そんなHPをつくって情報を発信してみようではありませんか。プロのパン焼き人が語るコトバには身体の中から出てくる説得力があるはずです。時代は変わりました。あなたのパンの本当の美味しさを「パン」だけで勝負するには歪んだ情報が溢れ生活者を惑わせているのです。だから本当の話を聞かせてあげようではないですか。
ただし、そうやって誰もが参加できるということは、インターネットの世界はウソも含めてインターネットということです。人はみなその情報の正否を自分で判断せねばならない時代になったということも出来ます。でもそれでいいのです。それが普通のことではないでしょうか。だから伝える内容も確かに確認できる事実をもとに信頼してもらえるサイトづくりを目指すという点には気を配らねばなりません。

インターネットで情報を発信し始めると、それに応えて反応が出始めます。それがインタラクティブ性の醍醐味です。その反応は情報を発信した者のみが受けることが出来るのです。だから、「情報を発信することは情報を得ること」という言い方をしています。私が主宰するパン関連のHPは一日の閲覧画面総数は約二万五千ページです。それらの情報に対して多くの人から反応や進化した情報が寄せられます。生活者の意識や、プロのベーカーたちの悩みなどが寄せられます。発信した情報以上のものが事実帰ってくるし、ネットに始まった人とのネットワークもものすごい数になってきました。これはビジネス的側面で見ると、マーケティングの基礎であり、マーケティングの意識を持つはじめのリアクションになるでしょう。
あなたがこの記事を読んで、パソコンを買い、プロバイダと接続契約をしてネットを閲覧し、メールを使えるようになっているなら、プロバイダとの接続契約にHP用のサーバーエリアがある程度普通はもらえる契約になっているはずです(普通10MBくらい)。まずはそれでスタートしてみましょう。

しかしながらものすごい数で増えてきたインターネットホームページの場合の問題点は「いかにアクセスさせるか」ということです。もうすでに国内でもHPの数は何百万サイトというオーダーになっているはずです。そのホームページを見つけやすくするためのサービスが検索エンジンやポータルサイトのリンクサービスです。それらを十分利用しながらアクセスしてもらう努力はしなければなりませんすでに充分なアクセスを得ているところを利用しない手はないでしょう。そして実はあなたには手堅いメディアがあります。パンを売って渡すときの梱包材です。あなたのHPをまず知ってもらいたいのは実際に来ているお客様なのです。その方々はあなたの包装材の中にURLが書いてあれば、読んでみようかなと思うキャッチが書いてあれば見てみたりするのです。その中で、実際にあなたのパンを食べたことがある人にあなたのパンをもっと知ってもらうことから始めましょう。

そして、それに感動したお客様は、実はネットによるネットワークをすでに持っています。口コミならぬネットコミという手段でお客様が広げていってくれるのです。読者に対して充分な信頼を得、あなたの商品に興味を持ってもらったときが「インターネットショップ」をやって意味が出てくる時でしょう。まずは読者を引きつけ、人格を知ってもらいインターネット上にあなたの人格が定着するまで「商売」などは考えることは出来ません。むしろ情報を発信し、発信した事によるリアクションとしての情報のフィードバックが最も大きな収穫ということが出来るのです。
精通してくると、また別の魅力の付け方が出てきます。それはコンピュータを使った情報インフラ・プラットフォームであることを利用した便利な機能を付けたりすることですが、そのレベルに行くには相当な努力が必要になるのでリアリティに欠ける話になります。ただしそんな魅力もプロバイダのサービス項目として有料だったとしても自分でやるよりは遙かに廉価にやってくれるケースも増えていますのでチェックは必要です。それらの中にはBBS(掲示板)サービスから電子決済システムまで多岐にわたり始めました。

まずはHPに取り組んであなたの本当のパンに対する想いを語ったらどうでしょう。

初心者向けエディター「ページミル」で作られたHP。「パンが食べたい!」。すでに25,000ページビュー/日を確保している日本最強パン話題特化WEB。他に使用したソフトはPhotoshop、Painter、illustlator、機材はデジカメ、スキャナー、MAC。初心者用エディティングソフトで何の不便もない。創るべきは「コンテンツ」であり、画面デザインではない。内容ができてデザインを進めよう。

今月のここがポイントここがポイント

●HPを作るのは「エディター」を使えばワープロ並に簡単になってきた。

●情報を発信することがすなわち情報を得ることであるという認識に切り替えるべき時代であるということ。

●まずはHPの中でインターネット上のあなたの人格を確立する事が先決で、ショップをいきなりやっても無理。

●アクセスを得ることが最も難しいが、検索エンジンや、ポータルサイトを十分利用する。そして何より実際に来ていただいているお客様にHPをお知らせし、パンに対する色々な情報をお伝えしましょう。


TOP