|
|||||
|
限界を知ることはリスク回避方法をシステム化する事。 |
|||||
|
ローマクラブが地球の人間の営みの成長には限界があることを理論的に実証した「成長の限界」という画期的論文が書かれたのは、今からかれこれ20年以上も前の事です。その論文の正確さを示すように、現代生活はまさに「成長の限界」に予告された通りの道をたどっています。地球は破滅へ向かっているという事実に国策レベルで対応しないととんでもないことが起きそうです。 それはともかく、ここでは地球の成長について述べても仕方ありません。ただ、リテールベーカリーにもいろいろな部分で「成長の限界」があります。それらをあらかじめ知っていることは店の運営システムを構築していく上で重要な要素になります。
・商品のレベルの向上によるお客様のCS向上による絶対数増加的売り上げアップ
同じジャンルで競合店などが近接出店したときなどは急激に大変な環境になります。後発出店者はあらかじめ想定している環境ですからその環境で運営していくことが前提になっていますが、元からの出店者は思いもしないほど激変の環境になるわけです。そんなときのリスク回避方法を想定していないとあわててしまうことになります。まだまだ運営を続けなければならないのに、借り入れの返済は終わっていないのに、生活はして行かねばならないのにどうしますか? 既得権益などないと心得てください。かつて盛況を誇り、でも壊滅していった全国の「街の商店街」のことなど思い出してください。彼らは努力するにももはやそれが出来ない「既得権益的縛り」によって自らの道を閉ざしていきました。いつもいつも攻撃的成長姿勢を持ち続けないと狙い打ちされてしまいます。あなたが時間をかけて作ったと思っている商的要素を、あなたを越える魅力で奪い去ります。もし奪い去られるとしたらそれはあなたの魅力が新しい店よりも希薄だからです。「弱肉強食」これは資本主義世界では当たり前であり正しいあり方と考えられています。努力するものが経済を効率的に動かし、時代を作っていくという前提に立っているからです。 具体的対処法は「実践編」に譲ることにして、これらの変化に対処するリスク回避システムを内に秘めていなければなりません。そのベースは「常に卓越していること」それは最大の防御システムです。盛んに活動している優秀なベーカリーの横に出店したいと願う人はいないでしょう。 |
|||||