はじめに(この記事の趣旨)

日本流「カフェ」が定着し、そのヴァリエーションもとどまるところを知らないかのように広がっていっています。東京のような都会ではカフェを利用する側も、自分の感性に合うカフェを選んで入る事も出来るほど、その数は増えてきました。これから自分のカフェを計画するのなら、今の状況をもう一度振り返って、「今なぜカフェなのか」少し考えてみましょう。一過性の状況で終わらずに定着していく部分はなんなのでしょうか? 「一過性」とは、状況そのものが「消費」されるということに他なりません。消費され尽くされずに残っていくもの、時の洗礼を受けても残っていくもの、それは何なのでしょう。

「カフェに行こう」そう思ったり、お友達を誘ったりする背景には何があるのでしょう。ミニマムの「社会的に開かれた私的空間」に人々は何を求めているのでしょう。店舗を開設する側はどこに魅力を作っていけばいいと思いますか? それらの明確なビジョンなしに店を開くことは出来ません。「都会のオアシス」そう呼ばれるカフェは、かつての喫茶店とは何が違うのでしょうね。あなたが作りたいカフェの向こうにある真実を見つけたとき、その存在の本当の意味が見えてくるに違いありません。

このコンテンツは、企業が開発する「カフェ」ではなく、個人的に開業・起業なさる事業主のために書かれたアーカイヴです。企業が考える「カフェ」と個人事業の「カフェ」を分けている意味は、「法人」という法の定めた人格の組織の元に開発される店舗システムと、個人の事業主が自分の意識の表現を通してビジネスをやる事と、少々事情と種類が違っていると私は考えているからです。例えば、企業があるスタイルのカフェ事業を考えるとき、必ず事業展開の成長を前提に考え、かつ事業コンセプトに従って進めていきますが、担当の人材の人生のライフスタイルとは関係のない話です。個人の開業の場合事業主のライフスタイルとは無縁どころか、その延長でもあるわけです。そんなところだけを取っても大きな違いがありますので、同じ土俵の上で考えることは難しいのです。開業を目指す人がんばってください。ご相談もお待ちいたしております。

2005/05/05


私は企業のそのような開発にも携わりますが、その系統のお話は企業の方と直接お話しいたします。事業戦略を一緒に考えましょう。ご希望の企業の方がいらっしゃればご連絡ください。
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Architect,Shop planner: Kazuhiko Oya


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