コンテナ建築における断熱の考え方
●かなり多くの方々に「コンテナは夏暑くないですか?」と問われます。どのような建築物も「断熱」をしないと夏は暑いし、冬は寒いです。
断熱の方法は既に確立しています。完璧にコントロールする事が出来ます。心配いりませんし、鉄板のイメージが強過ぎるのかも知れませんが、普通に「重量鉄骨造」の建物です。普通に断熱工事をすればいいのですが、いろいろな方法を準備しています。
1.一般的な内断熱
コンテナ内部でグラスウールとウレタンフォームを使った断熱を標準仕様としています。この方法の中で「密閉断熱方式」と「通気型断熱方式」の2種を行なっています。

2.一般的な外張り断熱方式
コンテナの外側で、断熱材を裏打ちした外壁パネルを張る事によって、断熱をする「外張り断熱方式」も行なっていますが、これには2つのグレードを使っています。
2-1.外壁断熱パネルのみの方式

2-2.外壁断熱パネル+外壁躯体側のグラスウール断熱の通気型断熱

3.外壁断熱パネル+内側断熱
3-1.外壁断熱パネル+内側断熱(密閉型)
3-2.外壁断熱パネル+内側断熱(通気型)
4.現場発泡型のポリウレタンフォーム断熱(内断熱)
気密性も最も高く、断熱性能も最も優れています。コンテナのコルゲートパネルに直接吹付け断熱されるので、鉄板が全く空気と触れる事がなくなり、結露の心配が全くなくなります。薄くても断熱性能が高く、最も優れた断熱方法だと思われますが、コスト的には小規模ですと割高になります。
もちろん下の仕様になるほど断熱性能は上がりますが、一般的内断熱のみの断熱で充分な断熱を確保出来る事を「試作」を通して確認しています。
外壁断熱パネルを使用する場合、「コンテナの特徴的壁パネル」である「コルゲートパネル」が見えなくなります。これを望む方と、望まない方がいらっしゃるので、その意匠的な違いで選ぶという選択でもいいのかと思います。なお、コスト的には「一般的内断熱」が最もローコストとなります。
建築工事業 東京都知事 許可(般-22)第134654号
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